解体会社の選び方

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01解体工事のトラブルは未然に防げる!?

建物の取り壊しが決まった時、解体会社を選ぶ基準としてまず費用のことを考えると思います。勿論、解体工事の費用は安いに越したことはありません。しかしながらその一点のみで判断するとトラブルに巻き込まれる可能性も・・・。
決して安くない費用を支払って解体工事をするのですから、解体業者をしっかり見極める事で、トラブルを未然に防ぐことが肝心です。

・解体工事におけるよくあるトラブルはこちらから

02解体会社を選ぶ基準

2-1.お見積りが極端に安い解体業者

解体費用が安いことは決して悪いことではありません。しかしながら、地域の相場を下回るような見積りが提示された場合、注意が必要になるかもしれません。
人件費、重機の維持費、産業・一般廃棄物の運搬・処理費等々、解体工事を施工する上でどうしても下回れない一定の費用、つまりは相場という物があります。この相場を下回る見積りが提示されるということは利益がでない、若しくは、赤字になるということで、何かカラクリが無ければ解体業者も会社として成り立たないはずだからです。

見積りは安い。しかし、契約後に追加で費用が発生する危険性

見積り時には競合他社との「相見積もり」を制する為に低い金額で提示をして、契約後に何かと理由をつけて追加費用を発生させる業者が存在しているようです。
当然真っ当な業者ではないのは明らかですので、結果、相場より高くつくことに。

追加で費用が発生する条件の確認

弊社でも、解体工事着手後に追加費用が発生する場合がございます。
その大多数が、「地中埋設物」が発見された場合です。これは見積り時には基本的には存在の有無を確認することがでず、どうしても解体工事を始めない事には、発見することが出来ません。

このような追加費用が発生する可能性のある場合について、ご契約前に明確な説明をする業者を選ぶことで、トラブルを避けることができます。

2-2.お見積りが極端に高い解体業者

ご依頼者様が解体工事に詳しくないことをいいことに、ぼったくりをするケースです。解体工事の相場費用には地域差がありますので、ある程度の相場を調べておいて自己防衛をしましょう。

弊社ではお見積りは無料です。他社に依頼されるご予定の場合でも、予防策・セカンドオピニオン的な意味合いでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

2-3.コミュニケーションが取れない解体業者

連絡がつかない。話がかみ合わない。説明がない。ぶっきらぼうすぎる。 etc...

解体業界は謂わば、職人気質な所があります。勿論これは悪いことではありません。しかしながらコミュニケーションをとる際にこれが弊害となってトラブルに発展する場合があります。例えば・・・。

我々解体業者にとっての【当然】が、ご依頼主様にとっての【当然】ではないということ。

解体業に従事する我々解体業者は、当然のことながらお客様より解体工事に関する知識や経験が豊富です。その為、我々にとって当然のことだから言うまでもないと思っていた事でも、お客様からしたら晴天の霹靂のようなこともあります。前述した「地中埋設物」が発見されたケース等です。

見積り時に「地中埋設物」があるかどうかは解らない。だから見積りには含みようがない。よって発見したら追加費用が発生する。
この我々にとっては当然のことでも、お客様からしてみれば、見積りを見て安心して契約したのに話が違う。となるのではないでしょうか。

このケースの場合、前述の2-1の場合と異なり、この解体業者にお客様を騙したりぼったくるといった意図は一切ありません。しかしながら、お客様にとっては事前に説明がない以上、不信感につながると思いますし、更にはそれが職人気質の業者に伝わることでより関係性が悪化しかねません。コミュニケーション不足に起因したトラブルの典型例です。

近隣住民の方々とのトラブルは軽視できないということ。

ご依頼者様・施主様にとって、【解体工事が無事に完了するか】【解体費用のこと】等と同じく、近隣住民の方とのトラブルは大きな心配事ではないでしょうか。これまでのご関係性が崩れてしまったり、解体後の土地の活用・運用次第では土地の価値という観点から死活問題にもなりかねません。

解体工事前後の近隣の方々へのご挨拶の際、【お客様】であるご依頼者様に対する態度より、お客様ですらない近隣の方々への態度・対応力が向上されることはないでしょう。良くて同程度までしか期待はできません。

騒音、振動問題が発生した時。万が一、隣家の塀も傷つけてしまった時。安心して任せられる業者でしょうか。ご依頼者様・施主様にかかるご負担は、解体業者の態度・対応力次第に大きく影響されます。

トラブル回避のために

連絡がつかない。話がかみ合わない。説明がない。ぶっきらぼうすぎる。
これらコミュニケーションが取れない・取りづらいことは、全てが上手くいっている時はあまり問題になりません。
その一方で、何かトラブルが発生した際に、より大きなトラブルへと発展しかねない潜在的な危険性を含んでいます。

担当責任者の人柄、業務態度は解体工事会社を選ぶうえでの指針の一つといえます。