01土間とは?
土間はもともと日本家屋において屋内と外の間にある土足で歩ける空間のことをいい、その面をコンクリートで舗装し平坦に仕上げたものを「土間コンクリート」と呼びます。
一般的には家の玄関に使用されることが多く、見た目は白やグレーといった色合いででこぼこの無いコンクリートの床のイメージとなり、屋外でも駐車場などのスペースで使用されることが多くなっています。
02土間コンクリートの構造
まず土の上に石や砂利などを敷き詰め、専用の機械で踏み固めます。その後にコンクリートを流し込み5cmから10cmほどの厚みを持たせ、表面を平らにならして舗装します。またひび割れ防止のために鉄筋を組み込むこともあります。
03土間コンクリートの解体
土間コンクリートの撤去工事はコンクリートの厚みや鉄筋の有無、また加えられている素材などによって異なるため適切な工法を用いて行われます。
今回は主な4つの工法をご紹介します。
1.クラッシャー工法
ダイヤモンドカッターでコンクリートを削っていく工法になります。工事による作業音が比較的少なく狭い場所での作業がしやすい点がメリットになります。
2.ウォールソー工法
レールにコンクリートを切断する機械をつけて移動させながらコンクリートを切断する工法になります。撤去範囲の精度を高めたいときなどに有効です。
3.ウォータージェット工法
高圧水流を使ってコンクリートを撤去していく工法になります。無振動のため近隣の方への迷惑も少なくなります。
4.圧搾工法
圧搾機を使ってコンクリートを破壊していく工法になります。コンクリートの解体でよく使われる工法となり騒音、振動が比較的少ないものの埃や粉じんが飛散しやすいというデメリットがあります。
04まとめ
土間コンクリートは家屋の玄関や庭に使われている他にも駐車場やガソリンスタンドの床などにも使われています。解体後の土地活用も含めた解体プランを解体業者と話し合い最適な工法を選んでもらうことが重要です。
アフェクトライズでは駐車場の土間コンクリート解体など部分解体も行っておりますので、気になることなどございましたらお気軽にご相談ください。