地中埋設物撤去

underground installation

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01地中埋設物とは?

建物の解体工事を行った後に地中から色々な埋設物が発見されることがあります。例えば過去に工事を行った解体業者がずさんな対応をしていて廃材を地中に埋めていた場合や使用しなくなった井戸や浄化槽がそのまま放置されていたといった場合などがあります。

これらは事前に把握することが難しいため建物解体後に発見されることが多く、撤去作業や取り壊し工事が必要な場合には当初の工事費用とは別に解体費用が発生してしまうのが一般的です。

02地中埋設物の撤去

地中埋設物が見つかった場合は新しい建物の基礎工事の障害になるだけでなく、異物が埋まっていることにより地盤が弱くなってしまう恐れがあるので撤去作業を行う必要があります。解体後に土地を売却する場合にはトラブルの原因になるので特に注意が必要です。

03地中埋設物の種類

1.コンクリートがら

まず最初に挙げられるのがコンクリートがらや瓦などの建築廃材が埋まっているケースです。

過去に行った解体業者が廃材処理を行わずに埋めていることが原因となりますが、掘り起こし作業を行い適正に処分することが必要になります。

2.建物の基礎

現在建っている建物の基礎ではなく以前の建物の基礎がそのまま放置されていることがあります。こちらも過去の解体工事の際に撤去をせずに埋め戻していたなどのずさんな対応が原因となりますが、地中深くに埋まっている基礎の解体、撤去には作業時間と費用がかかってしまう場合があります。

3.浄化槽

浄化槽は水洗トイレではなかった頃に汚水を下水に流す前に浄化していた設備のことで、住宅の地下に設置するのが普通でした。現在はあまり使われることはなくなりましたが、そのまま地中に放置されていることがあり、掘り起こして撤去を行う必要があります。

4.井戸

昔使われていた井戸が見つかるケースもあり、この場合は撤去ではなく埋め立てを行うことが多くなります。適切に埋め立てを行わないと地盤沈下などの原因となりますので注意が必要です。

また井戸には水の神様が宿るとされているため地域によってはお祓いなどを行うことがありますので、事前に神社の神主さんなどにご確認ください。

04地中埋設物撤去のまとめ

解体工事で見つかる地中埋設物についてご紹介しました。
基本的に契約時点では予測できないもののため、最初の解体費用とは別に工事費がかかってしまいます。解体業者によっては埋設物を処理した後に高額な追加費用を請求することがありますので、ご契約の際に埋設物があった場合の対応を確認しておくようにしましょう。

アフェクトライズでは埋設物が見つかった時点で施主様に写真などを添えて報告を行い、撤去費用などご承諾いただいてから作業を行っています。トラブルを未然に防ぐためにも地中埋設物が見つかるかもしれないということを想定して、あらかじめ解体業者と話し合っておきましょう。