01整地について
建物解体を行う際、工事後に土地の整備、つまり「整地」までやってくれることがほとんどです。弊社アフェクトライズでも勿論工事後にしっかりと整地させて頂きます。しかしながら、整地といっても方法は様々なため解体後の土地の利用方法を伝え打合せを行うのがよいでしょう。
02整地とは
整地とは建物を解体した後にごみをきれいに取り除き、地中の埋設物も除去をして土をならし、重機などで固める作業をいいます。整地方法には種類があり土地の使用用途にあわせて整地をすることが重要です。
ちなみに似た言葉で「更地」というものがありますが、こちらは建築物がない状態という意味なので整備せずにそのままにしている可能性があるので注意が必要です。
03整地の種類
1.粗整地
粗整地は最も簡単な整地方法となり、解体工事で出たコンクリートや木くずなどを除去し、重機などで地面を平らにして固めた状態となります。解体後の整地は粗整地が一般的です。
2.砕石舗装
石を小さく砕いた砕石を均一に敷き、転圧してきれいに仕上げます。砕石には種類があり、単価も異なるため予算に応じたものを選びましょう。
3.真砂土舗装
花崗岩が風化してできた真砂土という土を敷き、砕石舗装同様に転圧してきれいに仕上げます。見た目がきれいに仕上がることから売却用の土地などで使われます。
4.コンクリート・アスファルト舗装
砕石を敷き詰めたあとに型枠メッシュなどを入れてコンクリート、またはアスファルトで舗装します。駐車場にする場合などに使われる方法となります。コンクリート舗装はアスファルト舗装に比べて費用は高くなりますが耐用年数が長いという特長があります。
5.防草シート
整地後に日光を遮る防草シートで覆い、その上から砂利などを敷く方法になります。雑草が生えてくるのを防ぎ、また虫や猫なども寄せ付けなくなります。解体後の土地の使用用途が決まってない場合などに使われます。
04整地についてのまとめ
解体工事では解体後に粗整地を行うことが一般的になりますが、念のため見積の際に整地について確認しておくことをおすすめします。また解体後の使用用途にあわせた整地を行うことで次の工事がスムーズになりますので、整地の方法についてもしっかりと確認をしておくことが重要です。